ブリード済み標本と成人式

 


今日は姫路市の成人式。もう40年も経ってしまったけど友人と行った思い出があります。お年寄りへの質問で、今1億円もらうのと20歳に戻れるのとどちらか選べるとしたら、どっちを選びますか?というのがあるけど、人生巻き戻してまた苦労しなきゃいけないのが嫌なので、私だったら1億円もらうほうを選びます。

そういえば、20歳くらいの頃に「ものぐさ精神分析」という本を読んだんですが、その中で老人になると盆栽や陶器などの骨とう品を収集する人が多くなる理由として、肉体的に不能になる性欲を満たすために、それを女性に見立て代品として済ませるために蒐集を始めるようになると書いてありました。

笑い話ですが、私は虫に産卵してもらって無意識のうちに性的欲求を満たしているのかもしれません。


前置きが長くなりましたが、こちらは去年の10月頃から年末にかけてブリード済みの標本です。(一部採集品のヒメオオなども含む)

良く産んでくれたのがオーベルチュール、ウガンデンシス、アクベシアヌスミヤマ、ババクルビデンスでしたが、特にオーベルチュールは産卵セットに1オス2メスを一緒に入れたら爆産してくれました。マットは微粒子のカブトマットという先入観がありましたが、粗目の安物カブトマットで十分でした。

残念な結果がペーニャヒメゾウカブトです。結局5ペアくらい使って産卵させましたが2メスはゼロ、残る3メスで幼虫30頭くらいしか採れませんでした。どんな種類でも1メスで100卵は産卵する実力があるはずなので残念な結果です。他にはワイルドのポリフェムスは幼虫6頭、中国ワイルドのデンティクルスゲンシミヤマに至っては幼虫2頭だけと悲しい結果でした。


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